無地のノートが好きで、お店で選ぶときはついつい無地のものを手に取っちゃいます。まっしろなページを前にすると、何だかわくわくするんですよね。
ただ、無地のノートに文字を書くのってとっても難しい!まっすぐ書いているつもりが、知らない間に途中からぐーっと歪んでいたり。
ノートが思うように書けないとがっかりしちゃうし、時にはそのノートを最後まで使う気がそがれてしまったりします。
でも、無地のノートが好きという気持ちが捨てきれなくて。好きなノートをきれいに使いたい! そう思って、どうしたら罫線のないノートを納得いくように使えるだろう? と試行錯誤してきました。
というわけで今回は、無罫ノートに文字をまっすぐ書くための対策としてわたしが試してきた方法を5つ紹介します!
無罫ノートにまっすぐ書く5つの対策
さて、無地ノートにまっすぐ書くために有効だった方法がこちら。
- 下敷きを用意する
- ガイドラインを使う
- レイアウトを工夫する
- ノートのサイズ選びを見直す
- 気にせずのびのび書く
家にあるものを使ったり、書き方をちょっと工夫してみたり。どれも簡単だけど、格段に無地ノートへの書き込みが楽になりますよ!
下敷きを使う

まずは、無地ノート専用の下敷きを用意するという方法。
何が「専用」かというと、罫線が印刷されたのものであるということです。
使い方はいたってシンプル。罫線の書かれた下敷きを書きたいページの下に差し込むことで、罫線が透けて見えます。これに沿って書けば、無地のノートでもまるで罫線があるみたいにまっすぐに文字を書くことができちゃいます。

専用と言っても、とっても簡単に作ることができます。用意するのは厚めの紙とペンだけ。
紙をノートと同じサイズにカットしたら、好みの幅で罫線を引きます。ちなみにわたしが今回使ったのははがき用紙で、罫線の幅は1cmにしてみました。

無地のノートに差し込んでみた様子がこちら。ポイントはページをすかして見えやすいように濃いペンでくっきりと罫線を引くことです。
手書きが面倒なら、Excelで作って印刷するのもアリです。わたしも以前試したことがあって、こちらはより本格的な感じがして使っていてもちょっと気分が上がります。
便箋についてくる罫線入りの下敷きもあって、それを流用するのもいいと思います!
ガイドラインを使う
お次は、ガイドラインとなるようなアイテムを使うという方法。
用意するのは定規や下敷き、カードなど直線部分があるものなら何でも大丈夫です。ただのコピー用紙でもOK。

使い方は、文字を書くときに揃えたいラインに当てるだけ。次の行に行くたびにずらしていきます。
最初に紹介した罫線入りの下敷きは、あらかじめ印刷されているため行の間隔まで一定に保つことができます。しかしこのガイドライン方式は、手動でずらしていくため行間までは完璧にコントロールすることは難しいんですよね。
下敷きを自作するほどではないけれど、ある程度まっすぐ揃えて書きたいときに手軽にできる方法だと思います。
レイアウトを工夫する
まっすぐ書きたいのに歪んでしまうときって、書き進めるうちにずれが大きくなっていきませんか?
例えば横書きの場合、書き初めはうまくいっていても右に行くにつれて上や下に曲がっていっちゃうんですよね……。
つまり、横に長く書けば書くほど歪みは大きくなるということ。
ならば書く幅を狭くすれば歪む前に改行することになってまっすぐ書きやすいのでは?
そう思って書いてみたところ、これが予想通りでした。

こんなふうに、ノートの紙面を縦に分割するイメージで使うんです。そうすると無地でも書き方をコントロールしやすくなって書きやすさがアップしますよ。
もちろん分割の仕方は無限大で、こんな感じで自由にブロックを作るのもアリです! 書く内容ごとにレイアウトを考えるのもけっこう楽しいですよ。
ノートのサイズ選びを見直す
前項で、書き進めるうちにずれが大きくなりやすいとお伝えしました。ということは、ノート自体のサイズが大きければ大きいほど、まっすぐ書き進めるのは困難になるということです。
だから、ノートのサイズ選び自体を見直すこともひとつの手。小さめのノートなら端から端まで文字を書いても幅が狭いため、歪んでしまう前に改行することができます。

わたしがおすすめなのが、A6サイズです。文庫本と同じ大きさで、手にすっぽりとおさまるくらい。これくらいのサイズなら無地でも歪みにくくて書きやすいですよ。

A6だと小さすぎるなら、A5くらいまでなら個人的には書きやすいかな〜と感じています。普通の大学ノートがB5なので、それより一回り小さいサイズです。書きやすさと紙面の大きさのバランスが良くて、たくさん書きたいときによく選んでいます。
用途にもよりますが、もし小さいノートでもいいかもという場合はぜひためしてみてほしいです。
気にせずのびのび書く

最後の対策、それは「歪むことを恐れるな!」ということです。
まっすぐ書く方法なのにそんなのアリ? って思われるかもしれません。でも、実はこれが一番大事なことだったりします。
そもそも罫線のない無地のノートのいいところは、自由に書けること。何ならななめに書いたっていいんです。
本当に完璧にまっすぐ書きたいならば、罫線のあるノートを使えばいいだけですよね。それでも無地のノートを選ぶのだとしたら、そこには何か理由があるはずです。

例えばわたしの場合、無地のノートを愛用し始めた理由の1つに絵を描いたり好きにレイアウトしたりできるという点がありました。
だから、無地ノートの良さを活かすには小さな歪みは気にせずのびのび使うことが第一だとわたしは考えています。
それに、まっすぐきれいに書くぞ! と気合を入れると、力が入ってしまい思うように書けない……なんてことが、わたしにはよくあります。
おわりに

無地ノートを使いたいけれど、きれいに書けないからなあ……そんなふうに思っていた方に、今回紹介した内容を試してもらえらと思います。無地ノートファンが増えたらうれしいな。
これを機に、ぜひ無地ノートと仲良くなってくださいね。

